紫外線で蛍光発色の特殊塗料
ケイムライト・マニキュアタイプ
ケイムライトおもしろ活用法
 
色々な発光色を作ってみよう!


ケイムライトは、紫外線に反応し蛍光を発します。ですから、ケイムライトの色は光の色です。
この為、2色を合成してできる色は、光の合成と同じと考えていただくと解りやすいです。



ケイムライトのレッド・グリーン・ブルーの3色は、光の3原色です。
 
 
 

色の三原色の赤・青・黄とは違いますので、要注意です。

ですから、3色合わせた色は、絵の具ではですが、ケイムライトの場合、に近くなります。

紫外線は人の目には見えませんが、魚には見えています。
青・紫の光には、人には見えない紫外線域の光も含んでいます。
ケイムライトは、紫外線域でも魚にアピールできます。

ケイムライトの3色が揃うことにより、赤から紫外線域まで、全ての光の色を調合することができます。

渓流魚やアジ、カサゴなど、赤色蛍光を好む魚にはレッド。

イカなどには、実績のあるオレンジやイエロー。

海の魚は、グリーン〜ブルー・紫外線域。

このように光の色によって魚にアピールすることができます。

また、管理釣り場などでは、魚がスレるので、頻回にルアーローテーションをする必要があります。
今までだと、紫外線域の色は塗れない為、ルアーのカラーとしては存在しなかったのですが、
ケイムライトを使用することで、紫外線域の光でアピールすることができます。
 
では、光の色の合成は、どのように行ったらよいでしょうか?
 
塗料を混ぜ合わせても出来るのですが、重ね塗りが簡単です。

【通常の塗料の場合】
 

 
このように、重ねて塗ったからといって、赤の上に緑を塗っても、混ざり合うことはありません。
乾かない上に塗ったら、混ざったということはありますが、赤と緑を混ぜると黒っぽい色になります。

【ケイムライトの場合】



ケイムライトレッドの上にケイムライトグリーンを塗った場合。

このように、紫外線に反応し赤と緑の光を放出、それが混ざり合って
オレンジ〜黄色の光の色に見えるというわけです。

もし、ケイムライトがマニキュアではなく、通常の塗料と同じ状態で
製品化されていたらどうだったでしょう。


実は、以下の図のようになります。

 
もちろん、こうなると重ね塗りの効果はありません。
 
実は、マニキュアがとても大きな働きをしています。

マニキュアの透明の成分が、蛍光体の周りを取り囲むことにより、紫外線が下層部まで
届いているのです。ですから、ケイムライトの表面だけが発光しているのではなく、
塗装したケイムライト全体の体積で発光しているというわけです。
 


ですから、重ね塗りをするほど、よく発光します。

ケイムライトは、マニキュアタイプだからこそ、重ね塗りをしても、下層のケイムライトにも
紫外線が到達し、発光させることができるのです。

このことにより、重ね塗りで色々な光の色を調合することが出来るというわけです。


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